アデレード日記 2006年11月
2006年11月30日(木) 救援物資届く 今日、人間二人が学校から帰ってくると、ポストの中に小包預かり中のお知らせが入ってたんだよ。あて先はぴかちゅう。まるで心当たりがなかったそうなんだけど、ともあれ郵便局まで荷物を取りに行ったんだよ。 送り主はぴかちゅうの叔母さんでした。この小包、ずっしりと重い。重量10kgって書いてある(こないだ買ったブロッコリーよりちょっと重い感じ)。 期待に胸膨らませて家に帰って開けてみると、どひゃーな日本食の数々が。
傘地蔵。 ・・・おもちや天ぷらそばなんかも入ってて、これでかえるにゃん家も無事に年を越せそうです。おばちゃん、ありがと☆ ちなみに、本来は輸入できないはずの卵を使った製品やカレールーなども、なぜかひとつも抜かれずに済んでいたのでした。レトルトのおでんなんて、もろ卵がゴロンと入ってるのにね。しかも、検疫で開けられた跡があるのに・・・不思議だね。 もひとつおまけに、今回入っていた中で特にうれしかったベスト3をあげると、 №1 キューちゃん、梅干などの漬物の類 №1,2はアデレードでも手に入れようと思えば入るんだろうけど、お高いよね。無くても何とかなるこういうのが、意外と贅沢品だったりするんだよね。 №3は、こっちでもラーメンは香港製の出前一丁とか安く(かえるにゃんの知る限り底値は50セント)買えるんだけど、チキンラーメンは見たことないなあ。あったとしても、きっと高いんだろうなあ。しかし、外装に思いっきり卵の絵が描いてあるのに、よく検疫通ったよね。 これから日本からオーストラリアに食料を送る人の参考になれば・・・って、かえるにゃん、別におねだりしているわけじゃないからね!? |
2006年11月26日(日) ブロッキー? ブロッコリーのことを、オージー英語ではブロッキーという・・・かどうかはさておき、今日のかえるにゃん家の車は超ブロッコリー臭いんだよ。何でかって言うと、 今日も10月15日の日記で紹介した、ポート・アデレードにあるトレンスアイランド・マーケットに行ってきたんだよ。今日は出かけるのが遅くなったので、到着したときは12時を回ってた(一応1時までやってるらしい)。もうすでに半分くらいの店が閉まってて、残りの店も叩き売りの真っ最中。 「この箱全部2ドルだ!もってけドロボー(←とは実際は言ってない)」 みたいなノリで、トマトやアプリコットが箱売りされてる。いくら2ドルとはいえ、箱で買ってもねえ・・・と思いつつ一回りして戻ってくると、 「えーいい、この箱全部1ドルだ!!」 ・・・さっきまで2ドルだったブロッコリーの箱が1ドルに・・・ 後先考えず思わず買ってしまった人間二人。買ってからよくよく箱を見てみると、内容量8キロだって・・・ 農家の方には申し訳ないけど、現金収入ゼロのかえるにゃん家には非常にありがたい限り。
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2006年11月23日(木) バービー バービーって、オージー英語でBBQのことなんだよね。ちなみに、ビールはコールディー。朝ごはんはブレッキー。フットボールはフッティー・・・etc. じゃあ、かえるにゃんは、かえるにー??(ちなみに蛙はフロッギーが正解)。 オージーは事あるごとにバービーをするんだけど(ちなみにウチの母屋の住人の南アフリカから来たおじさんも、ほぼ毎日裏庭でバービーをしている。一人でもしている)、今日はかえるにゃんも初めてバービーに行ってきました。 というのも、最近うちのぴかちゅうがConservation Volunteersという自然保護NGOのトレーニングを受けてるんだけど、来る12月5日の国連国際ボランティア・デーに先がけて、この団体主催のバービーが今日の夕方にあったんだよ。 そんなわけで、かえるにゃんも人間二人に連れられて、ぴかちゅうが週一でトレーニングを受けているWoorabindaというとこに行ってきました。
バービーも終盤に差し掛かったところで、やっと車から出してもらえたかえるにゃんは、いつもぴかちゅうが植物の同定の仕方とかを習ってる湖の周りをお散歩したのでした。
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2006年11月21日(火) プラムとたこ焼き のりちゅうは隣人に嘘をついていたんだよ~!! 今年の春、うちの裏庭で母屋の香港人に「この木は何だ?」と訪ねられたのりちゅうが「桜。」と答えたエピソードは、前に日記に書いたと思うけど(8/12の日記)、実はその木、桜じゃなかったんだよ。 最近、桜にしては大きすぎる実をつけたので、おっかなビックリ食べてみたところ、その味はまさにプラム!日本で売ってるやつよりは大分小ぶりなんだけど、間違いなくプラムの味だったんだよ~ またまたタダで食べ物lが手に入ってよかったね! アップ
小さくて丸い食べ物といえば、人間二人はおとといの日曜日、たこ焼きの屋台のお手伝いをしてきたんだよ。というのも、日曜日は「マルチカルチャー・フェスティバル」というイベントがあって、そこにお友達が屋台を出店したからなんだよ。 イベント自体は微妙な盛り上がりだったけど、お友達の屋台はその中でも一番の人入りでなかなか人気だったんだよ。かえるにゃんは「西洋人=たこは食わず嫌い」と思っていたんで、意外な発見だったよ~ まだかえるにゃんが日本にいた頃、よくのりちゅうがたこ焼きを焼いてくれたのを思い出して、ちょっぴしノスタルジックな気分になったかえるにゃんだったのでした。 ちなみにかえるにゃんは、ここでも子供達の人気者だったよ!? |
2006年11月11日(土) 潮干狩り 今日はめずらしく朝から荒れ模様のアデレード。今日は11月で解禁になったGoolwa Cockleという二枚貝を狩りに行こうと予定を立てていたのに、そりゃないぜベイベー。 午後になったら少し天気が回復してきたので、思い切ってお出かけすることにしたんだよ。今日の干潮は夕方だったので、丁度いいしね。 まずは目指すはビクター・ハーバーという、かえるにゃんの家から南へ100kmほど行った港町。ここは鯨がみられることで有名なんだよ(かえるにゃんは見なかったけど)。まあ人間二人は見るより食べる方が興味ありみたいだけどねー(オージーが聞いたらブチ切れですな)。
オーストラリアに来てからこっち、シーフードといえばイカのゲソとツナ缶とアンチョビしか食べられなかった人間二人。久々の新鮮なシーフードでよかったね。
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2006年11月7日(火) メルボルン杯 かえるにゃんはカエルなんだけど、天邪鬼でもあるんだよ。自分でもまだまだ青いな(ていうか緑)と思うんだけど、周囲があまりにも盛り上がってると、なんだか「ケッ」とか思ってしまうんだよ。 で、メルボルン杯です。お馬のレースです。ギャンブルです。でも、国をあげてのお祭です。メルボルンのあるビクトリア州なんて、今日は休日なんだよ。 特に女の人はゴージャスに着飾ります。ポイントは大きな帽子。実際にレース場に行かない人たちも着飾る人が多くって、シャンパンをかたむけながら町のレストランや街頭のTVモニターに見入ります。 そんなわけで、かえるにゃんも最初は本当に興味なかったんだけど、何と日本産のお馬さんが2頭も出場するっていうじゃあーりませんか。これは応援しないわけにはいかないよね。 そんなわけで、かえるにゃんもメルボルン杯スタイルしてみました(←結局好きなんじゃん・・・)
で、結果はすでにみんなも知っている通り、日本産のお馬さんが1,2で勝ったんだよ!しかも一位のお馬さんの騎手は日本人だよ! ! すごい快挙だよね。同じ日本から来た生き物(?)として、すごくうれしいなあ。もう「テクノロジーだけの日本」なんて言わさないよ~~
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