2007年7,8月の日記

アデレード日記　2007年7,8月

2007年8月31日（金）　泳げない

今日で８月も終わりだねえ。日本はまだまだ残暑厳しいみたいだけど、こっちは春を通り越してもう初夏っていうか夏みたいな気候になったよ。昨日なんて、最高気温が３０度近くまで上がったんだよ。アデレードの春は短いねえ。

ていうか、日本と単純に季節が反対って考えると、今は日本でいったら２月の終わりに当たるわけで、かなり春夏が早くやってくるって事だよね。近所の川でも、もう鴨の仲間のタテガミガン（Australian Wood Duck）のペアが、雛を連れて歩いていたよ。鳥達の繁殖期も随分早いみたいだね。

そんなわけでかえるにゃん、本格的な夏になって川が干上がってしまう前に、家のすぐそばに流れている川に泳ぎにいったんだよ。

でも、泳げなかった。。。。

うちの前の川は、汚染されてるらしい。残念だったよ。。。

2007年8月20日（月）　向いてない

平日は天気がよくて、週末に崩れるという誰かの日ごろの行いが悪いとしか思えない今日この頃。昨日は久しぶりに一日晴れの日曜日だったので、かえるにゃんは久しぶりに又バッロサ・バレーのワイナリー巡りに連れて行ってもらったんだよ。

「巡り」といっても、お昼過ぎの出発だったのもあり、今回訪れたのは2ヶ所だけ。最初は「Murray Street」という小さなワイナリーに行ったんだよ。ここのワインを、ぴかちゅうが今通ってるワインのコースで初めて飲んで、いたく気に入ったので、今回訪れてみることにしたそうだよ。赤ワインばかり色々試したのだけど、結局最後にのりちゅうが、ぴかちゅうがコースで飲んだやつ（2004 Shiraz Cabernet）を試して、やっぱコレっがイイってことになって、一本買って帰ることにしたのでした。

その後は、前にも行ったことのある大きなワイナリー、Wolf Blassへ。ここではのりちゅうは白のスパークリングワイン（←もちろんテイスティング無料）を、ぴかちゅうは5ドル払って、「2004 Platinum Label Shiraz」っていう、買うと一本185ドルもする赤ワインを試したんだよ。こんなところにも、我家の人間二人の力関係がはっきり出てしまうねえ。

でもぴかちゅう、20～30ドルのShirazとの違いが、あんましわからなかったらしい。まあ、下手に違いが分かると家計に負担がかかるからまあいっか。

建物の脇には池があって、かえるの仲間たちが鳴いてたよ。

帰りの車内で、「私ワイン（の飲み比べ）、向いてないかも」というぴかに、「ぴかはいつも壁にぶつかると『向いてない』って言うんだよな～。『私英語向いてない』でしょ。『私家事向いてない』でしょ。『私オーストラリア向いてないでしょ』etc.etc...」と返したのりちゅう。

以来かえるにゃん家では、「向いてない」が流行語になりつつあるよ。

今日も使った物を出しっぱなして、ぴかに怒られたのりちゅうが、「だってのりちゅう片付け向いてないんだも～ん」って使ってたよ。やれやれ。

2007年8月14日（火）　二度目の春

お久しぶりのかえるにゃんです。

しばらくご無沙汰しているうちに、かえるにゃん家はいつの間にか移住一周年も過ぎ、移住一周年と一ヶ月を迎えようとしています。そんな訳で、日記に書くような目新しいイベントもすっかり少なくなった今日この頃。でもそれは、この土地になじんできたって証拠だよね。

去年の冬は特に寒かったらしいせいか、今年は随分春が早い気がするよ。最高気温が20度に届きそうな日も何度となくある今日この頃。かえるにゃん家の周りも梅やなんやら色々咲いて、春真っ盛りって感じだよ。

ウチの前庭に咲いてる黄色いもじゃもじゃした花

最近、中古住宅のインスペクション（売りに出てる家を内覧できる）に、冷やかし半分、将来の家購入に備えて勉強半分で出かけるようになった人間二人。先日訪れた家は、裏庭に立派な桜（←多分）があって調度満開で、家にいながらにしてお花見のできるこの家に、かえるにゃんはとっても住みたくなってしまったのでした。その家は、来週末にオークションにかけられるらしい。一体いくらで売れるんだろうね？