アデレード日記 2009年4月


4月6日(木) おーたむふぇあ



2010年4月6日(木) おーたむふぇあ

なんだか約一年ぶりのかえるにゃんです。いくらオーストラリアに移住してからすっかりスローライフになってしまったといえ、このペースはいかがなものかねえ。

この一年、かえるにゃんはよく言えば人間二人の寝室の箪笥の上で、家を守り続けていました。悪く言えば、軽く放置されていたんだよ。

で、これは先々週の土曜日のお話。ぴかちゅうがお友達と「おーたむふぇあ」というイベントに出かけるというので、かえるにゃんも連れて行ってもらうことにしたんだよ。

おーたむふぇあの会場は、アデレードの南、マクラーレンベールというワインで有名なエリアのすぐ南のウィランガという小さな町にある学校だったんだよ。

ここの学校というのが少し変わっていて、校舎が学校というと想像する建物とはかなり違って、まるで山小屋を思わせるような平屋の教室が、広い敷地に点在しているんだよ。この教室や敷地を使って、バンド演奏や、食事や手作りケーキ(下手な街のカフェより種類が豊富!)を楽しめるカフェ、BBQ、クラフトやセカンドハンドの衣類や本、そして地元産の農作物の販売などをしていたよ。

 

Autumun fair 1
バンドの演奏。バックの虹が素敵。

Autumn fair4
デカかぼちゃの重さを推理して、あたったら前の箱に入っている地元産のワインやお花をもらえるゲーム。
今年は当たらなかったけど、来年こそリベンジ!?


この学校の理念が自然派志向なんだそうで、お手伝いしてるPTA(とはここでは言わないか?)の皆さんも、格好がどこかヒッピー入ってる感じで、ドレッドヘアーのお父さんも何人かいたんだよ。

生徒さん達も伸び伸びと学んでいるせいか、飾ってあった絵画やクラフトなどの作品はかなりレベルが高かった。生徒さん達が世話をしている畑では、色々な野菜がもりもり育っていたよ。お腹がすくと、畑から直接ニンジンを抜いて食べたりしているらしい。うーん、自然児すばらしい~

 

Autumn fair3
これも生徒さんたちによる製作なんだって

 

ヒッピーに憧れている(?)ぴかちゅうは、私が子供だったら絶対この学校に入りたーいいって言ってた。かえるにゃんも入学したくなってしまったよ。

アデレードのイベントはしょぼいと相場が決まっているけど、今回のおーたむふぇあも決して大規模なイベントではなかったけど、学校と町が一体となって盛り上げよう、楽しもうとしている感じで、かえるにゃんは久しぶりに満喫できたイベントだったのでした。Tちゃん、誘ってくれてありがとーね!

 

Autumn fair2
盛り上がりました。


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